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伊勢平野に広がる田園となだらかな里山が優しい風景を織りなす玉城。伊勢本街道と熊野街道が交わるなど交通の要として発展し、中心部の田丸は江戸時代には紀州藩の支藩の城下町、またお伊勢参りや熊野詣の宿場町としても賑わいました。織田信長の二男である信雄が築城した田丸城は、現在も一部の城壁をとその面影を残し、町のシンボルとして存在しています。
豊かな自然を背景とする農業をはじめ、伊勢自動車道玉城ICが開通した近年は、観光や商業、工業も活気を帯びています。郊外には、温泉やパン・ソーセージづくりを体験できる施設「アスピア玉城」があり、地元の人の憩いの場として、また、県外からの観光施設として人気を集めています。玉城町の豊かな自然と、遥か昔から今に至る文化や歴史は、時代と共に様々な名品を育んで来ました。その中から特に厳選された名品を「わたたま印」として皆様にご案内いたします。
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